住む現実性を考えるドバイ

ゴールデンビザと移住の入り口

ドバイ(UAE)は、近年「ゴールデンビザ」を通じて外国人に長期滞在を認めるようになりました。投資・預金・不動産購入など複数のルートがあり、富裕層や経営者にとっては比較的手の届きやすい居住権です。
僕にとっても、シンガポールのビザが更新できなかった場合のバックアップとして現実的に考えている候補のひとつです。


なぜドバイなのか──他国との比較

  • イタリア:文化と歴史、EU長期居住への道がある一方で、税制の設計にコストがかかる。

  • ポルトガル:穏やかな生活とEU居住権の将来性は魅力だが、税制の不安定さがある。

  • シンガポール:現状のベストな生活基盤だが、ビザ更新に不確実性。

  • ドバイ:無税という圧倒的な優位性に加え、国際ビジネスのハブ。

つまり、ドバイは「税制メリットと利便性」において非常に強い候補です。


ドバイの交通とアクセス

  • 空路:ドバイ国際空港(DXB)は世界最大級のハブ空港。ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカへ直行便が豊富。特にシンガポールや東京への直行もある。

  • 陸路:都市内は基本的に車社会。メトロは整備されているが主要エリア以外では不十分。車の利用はほぼ必須。

  • 周辺都市:アブダビやシャルジャへは1時間前後で移動可能。週末旅行先としてオマーンも身近。

シンガポールのように公共交通で完結する生活ではなく、「車を持つこと」が生活の前提になります。


ドバイで楽しみたいこと

  • リゾートライフ:ビーチリゾート、プール付きのレジデンス、世界水準のホテルやレストラン。

  • ショッピングとグルメ:巨大モール、世界中の料理、ワインクラブやラウンジ文化(ただし価格は高め)。

  • アクティビティ:砂漠ツアー、ヨット、ゴルフ。暑さを避けて朝の時間に屋外スポーツを楽しむスタイル。

  • 周辺旅行:ヨーロッパやアジアへの中継点として、短期旅行を組み込みやすい。

日常を越えて、リゾート感覚を生活の一部にできるのがドバイの特徴です。


子供の教育機会

外国人が多い都市だけに、インターナショナルスクールの選択肢は非常に豊富です。

  • アメリカン・スクール・オブ・ドバイ

  • ドバイ・カレッジ

  • ジュメイラ・カレッジ

イギリス式・アメリカ式・IBカリキュラムなど、幅広い選択肢が揃います。
ただし学費は年間400〜500万円程度と高額。送迎や課外活動も費用が積み上がる点はシンガポールやミラノと同様です。


ドバイ生活の現実性

  • 気候:夏は50度近くなるほどの酷暑。屋外活動は朝晩か冬季に限定される。屋内施設は充実しているが、生活は「空調ありき」。

  • 住居:高級レジデンスやビラは世界水準。家賃はシンガポールやミラノと同等かやや安い場合もある。プール・ジム付きは標準装備。

  • 生活費:外食や娯楽は高めだが、税金がかからない分、総支出は抑えられることも多い。

  • 医療:民間病院は快適で国際基準。ただし保険加入が必須。

  • 税制:所得税ゼロ。法人税も一定条件下で優遇あり。これは他国と比べて圧倒的に魅力的。


まとめ──税制と利便性を取るならドバイ

ドバイは「住みやすい」というよりも、「税制メリットと国際アクセス」を理由に選ぶ都市です。

  • 世界のハブ空港を持ち、ヨーロッパ・アジアどちらへも飛びやすい

  • 所得税ゼロという絶対的な優位性

  • 教育・住環境は世界水準

  • ただし酷暑と車社会は覚悟が必要

イタリア・ポルトガルが「文化やEUでの生活の豊かさ」を与えてくれるなら、ドバイは「資産を守り、国際的に動くための拠点」として現実性が高い。

僕にとってドバイは、万が一の時に頼れるバックアップでありつつ、実際に暮らしても十分魅力のある都市だと感じています。