年中温暖で快適な気候
シンガポールへ移住して1年が経ちました。備忘として、この1年間で感じたことをまとめておきます。
まず強調したいのは、気候の快適さです。年中温暖で、風邪を引きづらく、ほぼいつでもプールに入れる環境。衣替えの必要もなく、軽装で過ごせるのは本当に楽です。
医療環境の安心感
病院に関しても大きな不安はありません。歯科や内科など多少費用はかかるものの、日本人経営の病院に行けば日本語対応が可能ですし、シンガポール人の病院を利用すればコストを抑えつつ適切な診察を受けられます。しかも待ち時間はそれほど長くない。安心して生活できる医療環境が整っています。
コンパクトで移動が楽
シンガポールはコンパクトな国なので、少し移動すれば主要な場所にはだいたい行けます。休日は子供の遊び場をハシゴすることも容易です。
電車やバス網が国中に張り巡らされており、公共交通機関だけで生活が完結するのも大きな利点。利用料も格安です。急ぎの時にはGrabを使えば短時間で移動でき、料金もそれほど高くありません。
教育費はさすがに高額
外国人家庭の場合、子供はインターナショナルスクールに通うのが一般的です。ただし、学費は年間400万円を超えるのが普通で、通学バスも2か月で15万円ほどかかります。さらに放課後の習い事を加えると、細かく費用が積み上がっていきます。教育費についてはシンガポール生活における大きな負担と言えるでしょう。
家賃事情と生活コスト
シンガポールの家賃は高めです。中心部寄りなら3LDKで月80万円を超えるのが一般的。僕の場合は少し離れた場所にある、ファシリティーが充実した3LDKに住んでおり、月55万円ほどで比較的リーズナブルに抑えられています。
生活費全体としては、平日は夫婦でランチに外食、週末は家族で外食をしても、年間で2,000万円程度。シンガポールの利便性や快適さを考えると、むしろ「安く済んでいる」と思えるレベルです。
恐ろしいほど治安が良い
シンガポールの治安が良いのは有名ですが、それも十分に体感しています。周辺で暴力事件が起こったこともなければ、多少の言い合いはあっても殴り合うような喧嘩に遭遇することもありません。日本では電車内などで大声で叫んでたりもしますが当地では当然のように電車内などでそんなことに出会ったこともありません。
また、奥さんがマックのテーブルにスマートフォンを置き忘れて30分後に取りに戻ってもそのままそこにあったし、僕がカフェの椅子掛けにリュックを忘れて3時間後に取りに戻ってもそのままそこにリュックが鎮座していました。他の利用者は席取りをしていると思ったのだと思います。お店の回転率を落としてしまい申し訳ない限りですが、それくらに治安が良いのです。
ビザと将来の見通し
僕はシンガポールに法人を設立し、そこから自分にEPビザを発行しています。そしてDPビザで妻と子供を帯同。EPビザは2年更新ですが、もし更新が拒否されれば出国せざるを得ません。そのため、ポルトガル、イタリア、ドバイといった他の国も検討しています。
しかし、どの国も税金を含めた総支出はシンガポールの倍近くになるのが現実です。比較すればするほど、「シンガポールはなんて完成された、住みやすく、しかもお得に暮らせる国なのか」と実感します。
移住から1年。シンガポールの良さは、利便性や快適さだけでなく、生活全体のバランスにあります。
教育費や家賃の高さといった課題はあっても、総合的に見れば「住みやすさ」と「コストの合理性」が両立している国。
これほどまでに快適で整った環境は、世界でもそう多くはないと改めて感じています。