FIRE後の生活はどんなものか

労働からの解放


まず一番大きいのは、義務的に会社に行くことがなくなりました😆
それほど会社が嫌いだったわけではありませんが、勤務して仕事をしていても得られるものがない日々が苦痛ではありましたね。少しばかりの決定権はあったり、相談役的な立ち位置ではありましたが、結局会社組織は動かせないのでなんだかなぁ、という思いで仕事をしていました。
通勤電車から解放されたことも大きいです。私の場合は東京ではあるものの押し込み合うような通勤電車ではありませんでしたがそれでも人は多かった。雨の日などは特に、でしょうか。そういったものから解放されたことでストレスもなくなりました。そして、通勤電車等による移動時間の無駄を省くことができましたので、それらを睡眠時間や調べ物の時間にあてることができ非常に満喫できるものになっています。

時間の使い方


よく早期退職された方のコメント等で「暇で辛い」というものを見かけますが、私の場合はそれは全くないですね。
自分の為に使える時間が増えたということで、遠慮なく調べ物をする時間を得ることができました。
調べ物としては、
・環境問題
・投資対象
・暗号資産プロジェクト
・海外移住
・映像制作

などです。
新たな関心もどんどん湧いてくるので調べ物は尽きません。
また、私は語学がからっきしなので、それらを学ぶ時間にも当てています。
退職当初は雰囲気を出そうと複数のコワーキングスペースを利用できる「OFFICE PASS」を使ったりもしました。時間制限があったりもしますが、通勤ラッシュの時間をずらして生活にメリハリをつけられたりもするのでこのサービスはよかったです。今は利用をやめてしまいましたが。

定期的収入を失って平気か


ここは心配の尽きないところかと思います。投資等の収入を当てにして辞めて相場が悪い方に急変すると恐怖そのものです。
実際私の場合も心配はあまりなかったですがこの状況になりました笑
数年分の生活費を現金として確保して投資を継続運用していましたが、保有銘柄の時価評価が15分の1ほどに下落したのでさすがに売っておけばと思いました。さすが暗号資産。とはいえ心配はなく、売っておけば税金払っても同じ分以上に買うことができたなぁという投資決定の失敗の残念さですね。
もともと生活費自体はそれほど高くはないので、数年分の生活費と予定している計画分の資金を確保しておけば投資しているものの値が多少(多少じゃなかったけど)動こうが焦りは特段ありません。これがレバレッジのかかったものだったら慌てたかもしれません。
また、定期的収入部分としてインカムゲインの構築は大切かと思います。おそらくはFIREする段ではここはクリアされているとは思います。私もこの部分は構築していたのですが、FXの高金利通貨スワップだったため、相場の急変で見事に失敗しました笑 そのため、暗号資産のレンディングのウェイトを引き上げるなどして組み替え、今に至ります。

FIREはオススメできるか


これは万人にオススメできると思います。中には社会との接点として会社に勤め続けたいという方もいると思いますが、その場合でもオススメだと思います。結局は、FIREの環境を作った上でFIREするかしないかはご本人の決定次第なので、その選択肢を持てる状況を構築しておくというのは有意だと思います。いざFIREしたいと思った時にまったくその状態が構築できていないとそこからのスタートとなり辛さが倍増してしまうかもしれません。
老後2000万円問題もそうだと思いますが、いざその状況になってからでは取り組むスタート時点で絶望しているかもしれません。未来の可能性を考えて、少しでもスタートしておくことで将来の自身への負担を軽くできればと思う次第です。