私がFIREに至るまで

35歳くらいまではがむしゃらに働いた

私の職歴は、
1.商品先物取引会社のオンライン部門
2.外国為替証拠金取引のオンライン部門
3.海外不動産販売の裏方
4.暗号資産取引所

といった感じで勤務してきました。大体が顧客対応の部門で、朝早くから夜遅くまで電話やメールで対応し説教をくらう日々。顧客対応とは別に部署のインフラも対応していたので、仕事量は同僚よりも増し増しの時期もありました(とはいえ、その知識があとあと活きてきたので文句は言えない)。一時期は土曜日・日曜日も休みなしで勤務という時もあったので寝ている夢の中でも仕事をしていたりでややノイローゼ気味になった時も😅

また困ったことに、私はタバコが苦手ですが当時はまだ禁煙というものがなかったので部署では周りのほとんどがスパスパしていたのは苦痛極まりないものでした😭

さらに勤めた会社の先々で金融機関にありがちの行政処分を受けたため、顧客対応部門としてはクレームの嵐を受ける日々も十分に体験しました😓 クレームを受け続けるとメンタル崩壊しますね、身を持って体験しました😨😨😨

投資といっていた投機で消耗

こういった会社を転々としてきたので、取引をすることに抵抗はなく、株式や商品先物、FXなどに手を出してきましたが、大体が短期取引となり運用成績は増えたり減ったりでイマイチ。一番多く取引してきたのはFXですが、レバレッジ取引もスワップ運用も増やした分は結果的にはほとんど負けましたね。
(念のためですが、商品先物取引および外国為替証拠金取引の会社に勤めてる最中はそれぞれに取引は行っていません。外務員規則に反しますので)

2014-2015年の急円安で最初はドル円の売りをしていたためかなりのマイナスを負ったものの、その後買いに転じて少しプラスになったことで少しばかりの軍資金を獲得できた程度でしょうか。規模的にはそれで資産額は1000万円には遠く及ばないくらい。

投資に切り替えることで資産増

2015年後半からは自分にレバレッジ取引が向いていないことを悟り、レバレッジをかけない運用へシフト。FXにはあまり手を出さず、株式や暗号資産を買って放置、、、いや長期運用しました。結果的に株式の方はまずまずでしたが、暗号資産の方は当時まだ黎明期ということもあり、急速に伸び始めました。当初の軍資金がさほどでもなかったので程度はしれてるかもしれませんが。

個人的にお伝えしたいことといえば、レバレッジはリスクが大きすぎるという点ですね。少ない資金でも当たれば大きいですが、負ける時にも下手をすると退場レベルの損失を負ってしまうことがあります。実際私も数ヶ月分の給料を吹き飛ばすというトレードマイナスを何度も経験して、その度にもう資産運用をやめようと思いました😅

「まずは生き延びろ、儲けるのはそれからだ」(ジョージ・ソロス氏)の言葉通りですね。負けても次を狙い続ければチャンスはあります。やめてしまうとそのチャンスを摘んでしまうので負けが確定してしまいます。

FIREを意識しなかったが達成

長期運用へシフトした結果、暗号資産の上昇の波に乗ることができたので資産額を大幅上昇させることができました。ある程度上昇したところで生活に必要な分は売却を行い、残した分はレンディング等を行うことでインカムゲインの獲得に寄与しています。

暗号資産の売却で注意をしなければいけない税金ですが、私は「商品先物取引」「外国為替証拠金取引」の会社を経ることでそういったお客様をみてきましたので、売却分からは税金を引いた分しか次に使わないという鉄則を意識できたのは経験が活きたといえます。

FIREに必要な資金額は人それぞれですが、私の場合はこの税引後の売却益とレンディングによるインカムゲインによって達成することができました。