株式・先物・為替:投資はまず対象の選別から[外為編]

おはようございます。本日は外国為替証拠金取引(以下、外為取引)をご説明したいと思います。

外為取引、つまりは為替を取引するというものですが、経済などから縁遠いと為替と聞いてもピンとこないかもしれませんが、要はいま日本の「円」は他の国に比べるとどれくらいの価値があるのか、というものを数値化しているものと言えます。現に、海外へ旅行へ行くときには、「為替レート」というものを使って円をドルに替えたり、ユーロに替えたりしているわけですね。

以前は銀行しか為替を扱ってはいけなかったのですが、現在では取り扱いの裾野はひろがっています。

そして、この外為取引は何を取引するかというと、為替レートの上げ・下げを予想して、売買を行うものになります。一般的にニュースで流される為替レートは「ドル/円」レート。「現在の為替レートは1ドル=114.70円」などと聞いたことがあるかと思います。ここで、「ドル/円」において、円が安くなる(1ドルを買うのに円がより多く必要になる)と予想したとすると、現時点で「円を売って、ドルを買う」という取引をするわけです。

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例:1ドルを取引するときの場合を比較

2007年11月2日
1ドル=110円 :この場合、110円で1ドルに替えることができ、現に替えたとします。
↓↓↓
2007年11月3日(土曜ですが、無視しましょう)
1ドル=115円 :円をドルに替えるためには115円が必要となり、2日のときよりも5円高くなっています。

このような時、ニュースでは「円安」と呼びます。なぜ円安と呼ぶのか。それは、円の価値が下がっているからです。
今回の場合であれば、1ドルを110円で購入できていたものが、翌日には115円出さなくては買えてくなっています。このように価値がさがった場合を、「円安」と呼びます。
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なお、外為取引もまた、商品先物取引と同様に「証拠金制度」というものを敷いていて、小額のお金で大きな取引を可能としているため、資金効率はいいものの、それによる被るリスクには十分な注意が必要と言えます。

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