svchost.exeの悪夢

本日は、昨日のPCメンテのお話。
部署のPC十数台をメンテナンスしていたわけですが、その中で2台ほどどうしてもUpdateが完了しないPCがありました。二十分ほどMicrosoft Update の更新を検索していても次の画面に切り替わらなかったのです。なんでかな?とおもって操作をしたところ、二台ともハングアップしていました。ほかのPCも同時にしていたので、通信速度がたりなくなったかな?とも思い再チャレンジしたものの、結局3回くらいハングアップしていました。なんどか試すうちに1台はUpdateが通ったのですが、その後も残り1台はうまくいきませんでした。
疑問は深まるばかりですが、部署のPCを預かっている以上、この状態を放置して帰るわけにはいきません。原因調査に動いたところ、アカウント選択画面が重々であることに気づきました。再起動しても同じ。ログイン後も動作が不安定であることに気づき、「タスクマネージャ」を開き、プロセス動作を確認したら「svchost.ext」がCPUを100%使って活動していることが判明。どうやらこいつが原因のようです。知っているプロセスなら、プロセス停止でCPUを開放してもいいのですが、見たことはあっても何をしているのかわからないプロセスだけに、調べてみることにしました。

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[参考サイト]
教えて!goo
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=2398188

トラブログ
http://blog.jam-web.biz/?eid=369567

社内情報システム管理者の憂鬱
http://infosys.cocolog-nifty.com/blog/
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調べた結果、同プログラムはいくつものサービス起動に欠かせないものらしい。しかし、今回、Updateをかけようとしてハングアップしているだけに、問題をある程度集中させることができると思いました。

よって、取った操作は、「セーフモード」で起動し、「コントロールパネル」内の「自動更新」を「無効」状態に(以前に社内のUpdateをSUSを使っておこなった経緯があり、通常のログイン環境では「自動更新」が操作不能となっていたため、セーフモードを選択)。再起動後、通常のAdministrator権限でログインし、Microsoft Updateを開き、Windows Updateを使用するように設定変更。両者は似ているような気がしますが、効果はMicrosoft Updateの方が上です。なぜならOffice環境も一緒にUpdate可能だからです。
さて、上記の操作を行った後、再度再起動を行い、Windows Updateをかけたところ、今度は正常にUpdateをかけることができました。しかし、ご説明したようにWindows UpdateではOfficeに対してUpdateがかかりません。これは別途かける必要があったので、追加的に行いました。

当該1台のために、3時間ほど要してしまった。金曜日も含めると4時間~5時間…。勉強にはなったものの、長い…長すぎる……。

追記:日曜日になって、Yahoo!Japanに「Windows UpdateでPCが高負荷になる問題MSが技術情報を公開」というタイトルのニュースが出現。……解決したからいいけど……もう少し早くしてほしかったなぁ……。

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